引越ししてブログを再開します。久闊きゅうかつ通信です。

  『種智院大学 よい子の社会福祉学』http://shuchiinfukushi.blog46.fc2.com/ から引越しました。『久闊通信』と言います。久闊(きゅうかつ)とは見なれない言葉ですが、久しくたよりをしないことをいいます。「久闊を叙する」とは、ひさしぶりに挨拶をすることです。ご無沙汰しております、ですね。

 この言葉をどこで見たかというと、冒険アクション小説『暗殺者の矜持』マーク・グリーニー 伏見威蕃(訳)早川文庫(p.165)です。旧知の間がらの工作員、ザック・ハイタワーとガレス・レンが、護衛対象者のアントン・ヒントンが宿泊しているロンドンのセント・アーミンズ・ホテルで仕事の請負のためにひさしぶりに再会したときのことです。この翻訳では「瞞着」(まんちゃく/だますこと)という表現もありました。辞書をひきながらアクション小説を読むのは新鮮です。 

Gail Ryan, Thomas Leversee, Sandy Lane(2010)の著作『未成年者性加害 ー原因、結果、矯正 第3版 JUVINILE SEXUAL OFFENDING:Cause, Consequences, and Correction  3rd edition』(John Wiley & Sons, Inc.)の紹介を続けます。 

 第2部「原因:理論と調査研究」の第10章「性加害をした未成年者の家族」までが終わり


ました。第11章に入る前に、478頁もある大著のあらましをあらためて示します。

 本書は7つのパート(部)に別れ、23章からなります。

1.問題 The Problem

2.原因:理論と調査研究 Cause:Theory and Research 

3.未成年性加害の結果 Consequences of Juvenile Sexual Offending

4.矯正:異なる介入 Correction:Differential Interventions 

5.治療:目標志向アプローチにおける統合理論と方法 Treatment:Iintegrating Theory and Method in a Goal-Oriented Approach

6.加害予防 Perpetration Prevention 

7.性加害に取り組む WORKING with SEXUAL ABUSE 

  つぎの第3部「未成年性加害の結果の重大性 CONSEQUENCES OF JUVENILE SEXUAL OFFENDING」はこれまでとすこしテーマが変わり、行動の結果に焦点が移ります。次の2章からなります。

11.被害者と加害者の結果の重大性 Consequences for Those Victimized and Those Who Offend

12.未成年者性加害に対する少年司法、立法、政策の対応 Juvenile Justice, Legislative, and Policy Responses to Juvenile Sexual Offenses

 本文から引用すると、第11章では「被害者と加害者および両者の家族にとって、出来事そのものに対する個人レベルの認知の経験とその衝撃」、続く第12章では「司法システムの介入の結果とこうした行動に関連した法的に有罪となる危険性/可能性」について検討されます。次回に続きます。


閑話休題。十三の第七藝術劇場で「鹿の国」を観ました。諏訪大社、大祝(おおほうり)と呼ばれる神の依代である少年、鹿!などをめぐってのドキュメンタリー映画です。四季を通じての神様と諏訪の人たちの関わりが描かれ、ミシャグチ(またはミシャグジ)という神様も話題にのぼります。太古、きっとこんなふうに感じ、生きていたんだろうな、と思わせる現実感と力がこの映画にあります。


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